こんにちは。
今日は「投資準備編」として、日本の政治・経済の流れと、それを踏まえた投資対象について自分なりに考えをまとめてみます。
30年間停滞してきた日本経済
日本はこの30年間「失われた30年」と呼ばれてきました。
世界各国が成長を遂げてきたのに、日本だけは実質賃金も物価もほとんど上がらず停滞が続いています。
原因のひとつは、財政健全化を名目とした 緊縮財政 だと考えています。
- 不景気でも減税はされず、むしろ増税が繰り返された
- プライマリーバランスの黒字化という目標が優先され、財政出動が抑制された
- 社会保障費の増加を理由に国民負担ばかり増え、経済全体の活力は失われた
中学校の教科書にも「不景気のときは減税・財政出動・金融緩和」と書かれているのに、現実は真逆の政策が続いてきたのです。
高市早苗さんに期待する理由
私は奈良県民という縁もありますが、それ以上に 「日本を保守的な方向に戻し、未来に投資する政治家は高市早苗さんしかいない」 と考えています。
高市さんはこれまでの「財政健全化ありき」の流れを打破し、 積極財政によって経済成長を取り戻す ことを訴えています。
特に注目している政策分野は以下の通りです。
高市早苗さんの掲げる政策と注目分野
1. 食料安全保障の強化
日本の食料自給率は現在わずか 16%程度。
高市さんはこれを 100%まで引き上げたい と明言しています。
そのための具体策としては:
- 工場で野菜を栽培する「植物工場」
- GPSやAIを駆使したスマート農業
- 農業の効率化と生産性向上
👉 投資目線で見れば、農業機械メーカーや農業テック企業が恩恵を受ける分野です。
2. 危機管理投資(スパイ防止法など)
日本には主要先進国の中で珍しく スパイ防止法が存在しません。
結果として、世界でも数カ国しか作れないような日本の先端技術が、海外に流出するリスクが常にあります。
- 技術流出を防ぐ法制度の整備
- 防衛産業や機密性の高い技術開発の支援
- 海外との共同開発に不可欠なセキュリティ体制
👉 短期的には株価に直結しないかもしれませんが、長期的には防衛関連や先端技術企業にプラスとなるテーマです。
3. サイバーセキュリティの強化
現代は1秒間に何万回ものハッキングが行われる時代。
それにもかかわらず、日本のサイバーセキュリティ対策はまだ甘いのが現状です。
- 政府や企業のシステムを守るセキュリティ技術
- クラウド防御・AI活用型のセキュリティソリューション
- サイバー攻撃の高度化に対応できる企業への投資
👉 世界的に需要が伸び続ける分野であり、日本でも今後重要性が増していくはずです。
投資対象として考えたい分野
高市さんの政策を投資家目線で整理すると、注目したいのは次のテーマです。
- エネルギー分野(核融合発電・再エネ)
- 防衛関連株
- 食料安全保障・農業テック
- サイバーセキュリティ関連株
- 先端技術を守る危機管理投資
どれも「日本の未来を支えるために必要な産業」であり、政策によって追い風を受けやすい分野です。
注目銘柄候補リスト
| 銘柄名 | コード / 市場 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| クボタ(6326) | 東証プライム | 農業機械大手。スマート農業や自動運転農機などで世界展開。食料安全保障政策と直結。 |
| トヨタ自動車 | 東証プライム | 自動車産業の枠を超え、EV・水素・再エネなど未来技術に積極投資。政策転換時の恩恵大。 |
| トレンドマイクロ(4704) | 東証プライム | サイバーセキュリティのリーディング企業。クラウド・AI技術で国内外に強み。 |
| サイバーセキュリティクラウド(4493) | 東証グロース | 成長著しいクラウド型WAF企業。政策での支援があれば拡大余地大。 |
| 日立製作所(6501) | 東証プライム | スマート農業・植物工場・IoTなど幅広い分野で技術を展開。食料安全保障政策にフィット。 |
| フードテック系スタートアップ | 未上場〜IPO準備 | 完全栄養食や植物ベース食品など。政策支援があれば将来の成長株。 |
👉 私自身、まずは安定感のある クボタやトヨタ に注目しています。
しかし、これからは「まだ知られていない新しい企業」を見つけ出し、成長の果実を掴む投資をしていきたいと思っています。

まとめ
- 日本経済は30年間停滞してきた背景に「緊縮財政」がある
- 高市早苗さんは「積極財政」「食料安全保障」「危機管理」「サイバーセキュリティ強化」を掲げている
- 投資目線では農業テック、防衛、サイバーセキュリティ関連株に注目
- 銘柄としてはクボタ・トヨタ・トレンドマイクロなどに加え、新興のフードテック企業にも可能性
まだ私はNISA口座の準備段階ですが、政策や世界の流れを見ながら、未来を支える分野に投資していくことが重要だと考えています。
投資は単なる資産形成だけでなく、「未来に参加する手段」 でもあるのだと感じています。


コメント