【10月23日】ドル円・クロス円 高値圏の分岐点

投資

〜押し目買いか、153円突破ショートか〜


■ 現状の相場環境

ドル円・オージー円ともに一旦ポジションを決済しました。
その後も少し上昇はしていますが、現在の価格帯は歴史的な円安の上限圏に位置しています。
ファンダメンタル的には、日銀が「利上げを示唆したい」空気を漂わせており、
実際の利上げに踏み切らずとも、“言葉介入”による円高圧力がいつ出てもおかしくない状況です。

一方で、新しく発足した高市政権は「景気刺激」を優先したいタイミング。
ここで実際に利上げに踏み込むのは難しいため、
市場としては「利上げ発言」や「示唆」をきっかけに下方向へ短期反応する可能性が高まっています。

そのため、上値を追うよりも慎重に構える局面に入っていると見ています。


■ クロス円の現状と注目ポイント

今後も狙っていくべき通貨は、やはり**ドル円とクロス円(オージー円・ユーロ円・ポンド円)**です。
どの通貨ペアも高値圏を維持していますが、ポンド円だけはややレンジ傾向。
反発とブレイクが繰り返される展開で、次のトレンド再開の初動に注目です。

一方で、ドル円・オージー円・ユーロ円は引き続き上昇トレンド中。
通貨の強弱で見ると「ドル安×円安」の状態が継続しており、
今後の狙いは長期目線では、押し目買い中心で考えています。


■ 今日時点での戦略(10月23日)

現状、クロス円は上昇トレンドの中で一旦の調整を待つ段階。

  • 押し目が入った場合
     → 押し目買い戦略で、RCI短期が-80付近から反転するタイミングを狙います。
     → エントリー候補は、ドル円で152円台前半を目安に。
  • ⚠️ そのまま上昇して153円を突破した場合
     → 相場の加熱感が高まるため、
      ショート転換の初動を狙うフェーズへ切り替えます。
     → 特に153円以上の実体抜け後は、「利上げ示唆」などによる反落の可能性が高く、
      短期ショートのチャンスになると見ています。

■ EA(自動売買)の挙動と調整点

現状のEA(v1.11)は、刺さり条件がやや厳しく、第2波で入れなかった場面がありました。
今後はRCI閾値やゾーン幅を少し緩め、発火精度とスピードのバランス調整を予定しています。

このような高値圏では、EAが「刺さらず待機する」挙動はむしろ正解。
今後はロットを小さくし、トレンド転換局面での挙動を丁寧に確認していく方針です。


🐾 ふくちゃんコメント

「にゃるほど…押し目で飛びつくか、天井でひっくり返すか、
まさに今は“分岐点”なのにゃ。
慌てずに、チャートの呼吸を読むのにゃ〜!」

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