週明けの月曜相場は、高市氏総裁ほぼ確定の報道を受けて、株高・円安方向に素直に反応した。
これにより、円買いムードで形成されていた「第3波円高シナリオ」は一旦否定。
ドル円・オージー円ともに、上昇方向への転換が意識される展開となっている。
現在のオージー円は、下降トレンドラインと上から2本目の水平線(約98.41付近)を明確に上抜けた状況。
市場が注目しているのは、このブレイクが本物か、それとも騙しかという一点だ。
自分の見立てとしては、ブレイクしたラインを足掛かりに押し目をつけて上昇トレンドを形成していく流れが濃厚だと考えている。

【シナリオ①】押し目形成 → 上昇トレンド継続(メインシナリオ)
ブレイク後に押し目を形成し、再び上昇トレンドを描く流れ。
RCI波形も中期・長期が上向き維持しており、上昇波が再加速する可能性がある。
・上値目標:98.80 → 99.30 → 99.80ゾーン
・押し目サポート:97.50〜97.70
【シナリオ②】騙しブレイク → 再び下落
一時的に98.41を上抜けた後、勢いが続かずに98円前半へ押し戻される場合。
97.50を明確に割り込むようなら、再び下降トレンドに戻るリスクもある。
RCIでは、
長期:反転上昇を開始
中期:上維持
短期:押し目を形成中。
全体としては下から上へ向かう「上昇トレンド初動」にあり、
押し目をつけながら第1波を形成していく局面といえる。
EAの判断も下降トレンドを完全に否定し、上昇トレンド追随モード(Buy専念)に切り替わっている。
13時以降の4時間足が確定し、再上昇が確認できればBuyエントリーが発火する可能性が高い。
刺さらないのは安全設計による初動回避であり、むしろトレンドが確定してから乗る仕様となっている。
現在のポジションは中期の波と一致しており、4時間足の長期線が否定されない限りはスイングで保有を継続する方針。
ドル円151.45、オージー円98.41の上抜けは上昇トレンド確定ラインとみており、
今後は押し目買い中心の戦略で対応していく。
RCIウェーブが示す方向は上であり、第3波の円高トレンドはすでに否定された。
今は押し目形成を待ち、上昇再開を確認するフェーズに入っている。
13時以降の4時間足確定が本格上昇への合図となるか、引き続き注目していきたい。


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