まだNISAは進んでいないけど…
2話目ですが、NISAの登録はまだ完了していません。必要な書類はすでに郵送しており、到着・手続き完了を待っている状態です。実際に投資を始めるのはこれからですが、今日はマーケットに大きな動きがあったので、記録しておきたいと思います。
2025年9月16日:日経平均が市場初の4万5千円を突破
今日、日経平均株価が史上初めて4万5千円を突破しました。悪夢の民主党政権時代には日経平均が8,000円前後だったことを思えば、ここまで上がったのは本当に歴史的です。ここ数日は連日最高値を更新しており、日本株への空気感そのものが変わっているように感じます。
世界要因:アメリカの利下げ示唆
今回の株価上昇には、アメリカの動きが大きく影響していると思います。
- インフレ抑制のためにFRBは長く利上げを続けてきた
- しかし実際にはインフレは十分に抑制できていない
- その一方で、失業率や解雇者数がじわじわと増えており、景気減速のサインが見えてきている
- この矛盾した状況の中で、アメリカはどうしても利下げをしなくてはいけない局面に追い込まれている
- すでに年2回の利下げをFOMCが示唆しており、市場はこれを織り込みつつある
その結果、政策転換への期待から米国株が上昇 → その流れに日本株も引っ張られていると考えています。
つまり、米国の利下げ不可避 → 世界の株高 → 日本株上昇という連動構図です。
国内要因:総裁選への期待とリスク
同時に、日本国内でも大きな政治の動きがありました。石破氏が辞任し、次期総裁選が動き出しています。注目は 高市早苗氏 vs 小泉進次郎氏の一騎打ちになる可能性です。
高市早苗氏の場合
- 積極財政+もう一度金融緩和を志向
- インフレが進みデフレ脱却が見えたタイミングで緊縮に戻るのは危険という立場
- 食料自給率100%を目指す農業政策、次世代エネルギー(核融合など)への投資を強調
- → 株式市場にとっては強い追い風になる可能性
小泉進次郎氏の場合
- 財務省寄りで緊縮的な政策を進める可能性
- → 市場の期待がしぼみ、株価が下落するリスクも
| 候補 | 政策スタンス | 市場への影響予想 |
|---|---|---|
| 高市早苗氏 | 積極財政+金融緩和、農業・エネルギー分野へ投資 | 景気下支え期待 → 株価上昇 |
| 小泉進次郎氏 | 財務省寄り、緊縮的政策 | 市場失望 → 株価下落リスク |
自分の投資戦略への反映
当初は S&P500など米国株インデックス中心で積み立てを考えていました。ただし、もし高市政権が誕生し積極的な財政出動が行われるなら、日本株の一部セクターにも投資したいと考えています。
注目したい分野は:
- 農業関連(久保田、農業総合研究所など)
- エネルギー関連(三菱重工業、日立製作所、核融合や新エネルギー関連)
投資方針のイメージ
- コア(安定・大型):米国株インデックス(S&P500など)+ 久保田、三菱重工、日立
- サテライト(成長テーマ少額):農業総合研究所、木村化工機、神島化学など
「安定+成長テーマ」を組み合わせて、長期で育てていきたいと考えています。
今日のまとめ
- 日経平均が史上初の4万5千円を突破
- 背景には米国の利下げ示唆と国内の総裁選期待がある
- 高市氏なら積極財政+金融緩和で株高期待、小泉進次郎氏なら緊縮で株価リスク
- 投資戦略は米国株インデックスを軸に、日本株の農業・エネルギー分野をサテライトとして組み合わせたい
次回予告(3話目)
- DMMのNISA口座、開設完了通知が届くか?
- 実際にS&P500インデックスを購入してみる
- 日本株テーマ投資の具体的な比率や戦略を検討
免責事項
この記事は個人の見解と記録であり、特定の政党・人物や銘柄の推奨を目的とするものではありません。投資判断は必ずご自身の責任でお願いします。


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